2018-10-15

いたわり

今年の稲刈りは
台風の影響で残念ながら不作でした。



本来乾き始めた土の上での作業も
乾かぬままに泥沼状態での作業となり

本来直立している稲穂も
あっちこっちになぎ倒されて

風で飛ばされてきた
ゴミやトタンに阻まれて

徐々に日も暮れ
冷んやりとした秋風が吹く中で

幾多の自然の驚異を感じながら
それでも育った自然の力に感謝しました。





台風対策の為に
家も両親もが何かしらの痛手を負っており

少し見ぬ間に怪我の後遺症もあって
両親が思いの外に老けていました。


今まで何気なく甘えてきた事が
じわじわと逆転し始めて
とても複雑な心境でした。

今まで沢山甘えてきたなと
改めて両親に感謝しました。




そんな中、機械が無ければ
本当に全く進まなかっただろうと

文明の利器と機械があるこの時代に
作業が出来る我が身に感謝しました。




両親よりもまだ動ける自分が
少しでも手伝わなければと

いつもより一生懸命に
私なりに頑張りました。


それでも予定通りにはいかず
2週に分けて作業する事になってしまいました。





今後の不安はあるけれど
長年ずっと頑張ってきた両親への
いたわりの想いが溢れ出て

両親は今までのように動けない
もどかしさと闘ってきただろうと

不作とは言いながらも
全滅ではなく収穫出来た事。



畑の野菜たちも
今年は異常な不作。

それでも採りたてを頂ける幸せ。


それは両親の日々の努力の賜物。
ご先祖さまたちが受け継いで下さってきた
生命の繋がり。





私はどれ程の命に支えられて
生かされているのだろうと

こんなに感じた稲刈りは
初めてでした。




自然に、田畑に、機械に、文明に
何より誰よりも両親に

いたわりの想いを胸に


今年の新米を有り難く
両手を合わせていただきますと
言わずにはいられない。




いたわりの想いを持って
私が思う通りに動ける体力を培ってくれた

美しきハイヒールにも
いたわりと感謝の想いを込めて
大切に履いて参ります。





愛と感謝を込めて
camélia Ayako

大阪 ハイヒール camélia Ayako
実るほど頭を垂れる稲穂かな