2017-07-24

私のrunway

実際には本物のrunwayを
歩いたことはないけれど

毎日私は
私のrunwayを歩いている。


私のrunway
それはハイヒールを履いて
部屋から一歩外に出た瞬間から
私が歩く全ての道。


私のrunway
その道は見る人によっては
本当にごくありきたりな道だけれど

むしろ本物のrunwayよりも
遥かに歩くことが難しい道なのでは
ないかと思う。


なぜなら私のrunwayは
フラットな道などほとんどなく
一直線でもない。

沢山の人が行き乱れ
自転車や自動車も走る。


私のrunway
風も吹けば雨も降る。
傘をさして強風がきた時の
バランスの取りずらさは想像を絶する。

だからと言って
それは私がハイヒールを
履かない理由にはならない。


私のrunway
そこには乗り物も存在する。
電車・バス・タクシー
エレベーター・エスカレーター


Christian Louboutinのハイヒールで
初めて満員電車に乗る時は
電車とホームとの隙間が
本当に怖かった。

なぜなら、私の足はかなり小さく
今までサイズの合わないハイヒールも
ちょっと無理して履いていた。


ある日満員電車の車内で
よろめき脱げてしまったハイヒールが
満員の人やキャリーケースに転がされ
線路に落ちてしまった。

ラッシュ甚しい時間帯だったため
その時は拾って頂くまでに
安全確認等含めて軽く1時間。


レッスンを受ける前は
階段でも脱げたハイヒールが
転がり落ちてしまうこともしばしば。

もちろんシンデレラのように
王子が拾って履かせてくれる訳ではなく
自分で取りに行く。


そんな無様で美しくないことが
美しい芸術品であるハイヒールを
履いている時に起こってしまったら。

しかもChristian Louboutinの
美しいハイヒールで。

そんなことは決して出来ないし
あってはならない。


私の心配をよそに
そんなことは起こらなかった。

相当な集中力を使って歩いたおかげで
ゆったりと動くこととなり

マイペースになったことで
周りの人が私を避けて動いて下さる。

私の気合い・気迫・エネルギーが下がっていると
ぶつかられてしまうこともあるけれど
満員電車も怖くなくなった。


Christian Louboutinのハイヒールが
私の一部になったから。


日常生活に
Christian Louboutinのハイヒールを
取り入れて約1年。

それは自分が歩く道全てが
runwayだと思って歩き始めてから約1年。


私のrunwayは変わらない。
見る人によってはごくあきりたりな道。

魅せるほどの素晴らしい服でもないし
観客もいない。


でもそこで歩く私は
少しずつ、でも確実に

変化と進化を遂げている。


camélia Ayako
千葉 ハイヒール camélia Ayako
3人の男性を
後ろに従えているように歩きなさい。
オスカー・デ・ラ・レンタ