2018-03-07

日々使う「こどく」を疎かにしない


何にても置付けかへる手離れは恋しき人に別るゝと知れ

道具を手から離すときは、
恋しい人と別れることと同じように
精いっぱいの心を込めよ

千利休


道具にも魂が宿っている。

誰も見ていなくても
物にも気持ちは伝わっている。


だからこそ
いついかなる時も心を込めて丁寧に

そのような意味だと思います。




私は普段のお仕事道具で
気を使っている道具が2つあります。

それは裁ち鋏と電話


どちらも乱雑に置くと
ガチャっと嫌な音が出ます。



裁ち鋏は重くよく切れるので
安全面からもなるべく丁寧に扱います。

個人的に鋏を置いた時の金属音が
少し苦手な事もあります。



電話については先に切られる事が多いのですが
最後に思いっきり ” ガチャ ”っと
受話器を置かれる音が苦手です。


自分が苦手なので
相手の方には少しでも気にならないようにと

なるべく電話を切る時は手を使うか
ゆっくり切るように心掛けています。




そしてもう1つ私にとって道具というより
大切な日々の芸術品

それは日常履きにしているハイヒール


音を立てないように心掛けて歩き
日々自分の歩き方の癖や
メンテナンスの必要性を観察しています。




日々使う 言葉

日々使う 道具

日々使う 空間


3つの頭文字を取って「こどく」


「こどく」を疎かにすると
「孤独」になってしまうそうです。




私の中ではこの「こどく」
このようにも言えると感じます。


日々使う 心

日々行う 動作

日々纏う 空気




孤独感は、どなたにも
襲い掛かるものだと思います。

しかし、どのような時でも
丁寧に生きている方々は

物だけではなく
人との関わり方も丁寧。


そのような方の周りには
また丁寧な方々が集まってくる。



たとえ1人であっても
丁寧に扱う物たちに囲まれている時は
不思議と孤独ではない気がします。

物のエネルギーが温かく
後押ししてくれているような気がするのです。



今一度、私の日々の「こどく」を
見直してみようと思います。




愛と感謝を込めて
 
camélia Ayako
 
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物を取るか、幸せな人生を取るか。